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神武東征

             あおもり市民ねぶた実行委員会
神武東征
               北村 麻子 先生

日本の初代天皇である神武天皇(カムヤマトイワレヒノミコト)は日本を統治する為、東を目指し日向の国(宮崎県)を発ちました。幾多の戦いと苦難を乗り越えながら神武天皇の軍は東征を目指しました。

 そして、ついに大和を治める豪族の宿敵長髄彦(ナガスネヒコ)との戦いが始まりました。長髄彦の軍は要害の地にたてこもり、なかなか打ち破る事ができませんでした。

 要害の地にたてこもった長髄彦の軍に対し、神武天皇は弓を持って小高い丘の上から全軍を指揮していました。その時、辺りが急に真っ暗になり黒雲の中から燦然と輝く金色の1羽の大きなトビがあらわれました。光がさしたかと思うと、トビは神武天皇が持つ弓の上端に飛来して止まり、その体からせりかがやく金色のまばゆい稲光を発して敵軍の目をくらまして戦意を削いで勝利をもたらしたといわれます。神武天皇最大のクライマックスの場面をねぶたにしました。

 その後、神武天皇は、大和を平定し、奈良県橿原で初代天皇として即位したとされます。

 今年は30年余り続いた「平成」が終わり、年号が新しく変わるこの年に、日本に生まれた者として自分の国の成り立ちをねぶたを通して、未来を担う多くの子供たちに知ってほしいという熱い思いで制作しました。


おらほの田んぼの水神さん

            私たちのねぶた自主製作実行委員会
おらほの田んぼの水神さん
      私たち一同 作
 春が来て、雪が解けて、滔滔と流れる青森の水。

 時には氾濫したり、イタズラもするが、田んぼに注がれると、秋には、稲穂を稔らせ、恵を与えてくれる。

 まるでイタズラ小僧のよう。

 これは、田んぼに注がれる時の、水のようすを表現したねぶたです。

奉祝の舞 廣田神社 津軽神楽

                 青森市役所ねぶた実行委員会
奉祝の舞 廣田神社 津軽神楽
                         京野 和鴻 先生

 津軽地方一円の各神社では、一年で最も重要な神事である例大祭に「津軽神楽」を奉納している。

 その起源は、津軽藩四代藩主津軽信政公が亡くなられた際、神職が江戸や京都で神楽の研鑽を積み、信政公が祀られた高照たかてる神社(弘前市)に奉納したことが始まりとされ、社家である神職しか奏楽することができない神楽である。

 九九六年に創建された「廣田神社」では、信政公に家老として重用され、青森御仮屋の二代目城代として、青森市のまちづくりに尽力した「進藤庄兵衛正次」が御祭神の一柱として祀られており、毎年六月には、国家の安寧と長久の平和を願って「津軽神楽」を奉納している。

 このねぶたは、天皇陛下の御即位と新たな元号を祝い、新しい時代が災厄や困難に見舞われることのないよう厄を祓うため、天狗の面を被って猿田彦の命に扮した神職が演目の1つである宝剣を舞い、五穀豊穣、無病息災をもたらす権現様を祀り、「津軽神楽」を奉納する場面を表したものである。


安穏無事 火消の纏

                消防第二分団ねぶた会・アサヒビール
安穏無事 火消の纏
                  立田 龍宝 先生

平成の時代が幕を閉じ、新たな元号「令和」とともに新たな時代が始まった。平成は地震・豪雨など甚大な被害が多く、尊い命が奪われた。

 消防団は地域に根差した組織で、江戸時代には「町火消し」といわれ庶民の安全を守り 火災が発生すると粋な男たちが駆け付け、消火作業に当たった。

 そこでは纏を振る男伊達な姿、鳶口や刺又を持ち、延焼を防ぐために家屋を壊し庶民の安穏無事を守ったのである。

 今年度消防第二分団ねぶた会・アサヒビールはねぶた出陣七〇回目を迎え、これからも地域の安全を守ると共に、青森ねぶた祭の継承と更なる発展に貢献し、令和の時代が安穏無事であることの願いを込めたねぶたである。

北の守護神「玄武と毘沙門天」

                      青森自衛隊ねぶた協賛会
北の守護神「玄武と毘沙門天」
                  有賀 義弘 先生

毘沙門天は仏教で護法神として、四天王の一尊として数えられる。

 独尊では、毘沙門天、四天王としては多聞天とも呼ばれ北の方角をつかさどる守護神である。また、福や財をもたらす神としても信仰され、七福神の一人とされてきた。
 玄武は、中国の伝説上の神獣で四神の一柱として北の方角を守護する。一般的に亀の体に蛇が巻き付いた姿、或いは尾が蛇になっている亀の姿で描かれる。その姿から厳しい状況の中に、強い安定感を生み出し運気を切り開くといわれる。

 このねぶたは、毘沙門天と玄武がともに北を守護する姿をあらわしており、困難な状況下にも負けずに北を守る青森駐屯地の隊員の姿を重ね合わせたものである。

一角仙人と龍神

                   パナソニックねぶた会
一角仙人と龍神
             北村 蓮明 先生

 昔々、天竺のハラナ国に額に一本の角を持つ男がいた。幼い頃より人々に一角と呼ばれ、鹿の胎内から生まれたと噂されていた。やがて仙境にこもり、修行の末にすさまじい神通力を持つ仙人となり、皆から恐れられていた。

 ある時、雨を司どる龍神と争った一角仙人は、神通力で龍神たちを岩屋の中に封じ込めてしまった。そのためハラナ国こくは数ヵ月にわたり一滴の雨も降らず、大干ばつになってしまった。

 憂慮した国王は一計を案じ、旋陀夫人という絶世の美女を仙人のもとに送り込む。果たして夫人の色香に迷った仙人は、夫人の酒杯を受けて酔い、一緒に舞を舞っているうちに眠りこけてしまう。やがて大地が激しく地鳴りを始め、岩屋は砕け散り、龍神たちが一斉に踊り出て仙人を追い立てるが、神通力を失った仙人は、ついに大地に伏してしまった。

 龍神たちは、天地四方に飛び散って行き、国中に恵みの雨を降らせたという。






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