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NTTグループねぶた

妖術師 滝夜叉姫
                  北村 春一 先生
平安時代中期、天慶の乱にて無念の最期をとげた平将門の娘、五月姫は怨念を募らせ貴船の社に祈願をかけ、その満願の日、貴船の神より妖術を授かり、名なを滝夜叉姫と改めた。その後、がしゃ髑髏など数多の手下を駆り集め、天下に災いをなすようになった。そのため朝廷より勅命を受けた大宅太郎光圀は、陰陽の術を持って立ち向かい壮絶な戦いの末、滝夜叉姫を成敗した。天下に災いを齎した滝夜叉姫であったが、死の間際には改心し平将門のもとに昇天したという。
ねぶたは滝夜叉姫が妖艶な遊女の姿で現われ光圀にを惑わそうとするが見破られ、妖術と陰陽術の激しい戦いとなる場面である。
2017ntt

ヤマト運輸ねぶた実行委員会

赤沼伝説
          北村 隆 先生





藤崎町矢沢八幡宮の裏にあった「赤沼」とそこから6km離れた常盤村福舘の田んぼの真ん中にある「赤沼」とは底がずっと繋がっていたと言われている。
むかし、坂上田村麻呂軍は藤崎町矢沢の森のあたりで突然蝦夷の棟梁・高丸に襲われた。田村麻呂は強弓をはなち、射殺したが今度は高丸の亡霊が襲い掛かった。
田村麻呂は太刀をぬき斬りつけると、亡霊はそばの沼へ落ちていった。沼はみるみる赤い血で染まったという。それからこの沼を『赤沼』と呼ぶようになったという。
田村麻呂は亡骸を近くの森に葬り、その上にお堂を建て矢を御神体として祀ったことから「矢沢」と呼ぶようになったという。この赤沼にはいつの頃からか大きな蟹が沼の主として棲むようになったという。この大きな蟹は高丸の化身と噂されている。そして二つの沼を行ったり来たりしていたという。
坂上田村麻呂と赤沼の蟹の伝説である。
今も常盤村福舘の田んぼの真ん中には「赤沼」とそばには小さな祠が存在している。

2017ヤマト運輸

東北電力ねぶた愛好会

三国志演技 「美髯公 関羽 参上」
                           京野 和鴻 先生
百八四年に起きた黄巾の乱を契機に漢の世は乱れ、董卓・呂布・曹操・袁紹ら群雄の攻防が行われた。
董卓軍の呂布は、戦いを挑む諸侯の武将たちを次々と討ち倒し、名馬 赤兎馬に跨り、更に攻め込んで行く。
反董卓軍が応戦するも、その勢いに歯が立たない中、呂布を大喝して加勢した張飛との打ち合いは、その後、幾度となく続くも一向に勝負はつかない。
そこでついに二人の前に現れたのが武将 関羽。
身の丈は九尺もあり、長く美しい立派な髯をたくわえ、重さ八十二斤の「冷豔鋸」という名の青龍偃月刀を操る戦国の美髯公 関羽 参上の場面を表したものです。
私たちも「関羽のように力強く、これからも東北の復興と発展に寄り添い続ける」という強い思いを込めて、記念すべき五十回目の出陣をいたします。
2017東北電力

県庁ねぶた実行委員会

花和尚 魯智深
                     大白 我鴻 先生
魯智深は水滸伝の登場人物で、天罡星のひとつ天孤星が生まれ変わった好漢である。もとは経略府の提轄で姓を魯、名は達といった。
酒楼で出会った憐れな歌唄いの親娘を助けるために鄭という肉屋を撲り殺してしまったことから逃亡し、五台山の文殊院に出家し僧名を“智深”と名づけられた。
しかし、出家はしてみたものの、魯智深は僧の暮らしになじめなかった。退屈した魯智深が山門を出て参道坂をどんどん降りて行くと、麓には門前町があり、酒屋もあれば肉屋もある。魯智深は飲酒の戒を破り、むさぼる如ごとくがぶがぶ飲んで大酔のまま帰山し、山門を守護する文殊院の至宝たる大きな仁王像を怪力にまかせて引きずり下ろし、叩き壊してしまった。
智真長老もこれには我慢がならず、大暴れを起こしてはもうかばう事もできず、もうここに置く事はできないと告げた。そして魯智深は一人悄然と五台山をあとにした。
2017県庁

日本通運㈱青森支店ねぶた実行委員会

斉天大聖孫悟空
           林 広海 先生
孫悟空は中国の古典小説「西遊記」の主人公である。
生きとし生ける物の生死に悲観し、不老不死を願い仙術を身につけて行く孫悟空は自らを斉天大聖と号し天界で大暴れするが、乱暴が過ぎて、お釈迦様に五行山の岩の下に閉じ込められてしまう。
それから五百年後。天竺にありがたいお経を取りに行く旅の途中の三蔵法師に助けられ、孫悟空は三蔵の弟子となり、取経の旅のお供をすることとなる。
途中、豚の化物 猪八戒や河童の沙悟浄らを供に加え、一行は遥か遠く天竺を目指すが、旅の先には様々な困難や恐ろしい妖怪たちが立ちはだかる。
一行はそれらを次々に乗り越え、やっと無事天竺に辿りつくのである。
ねぶたはその旅の途中、返事をすると吸い込まれてしまう不思議なひょうたんを持つ妖怪金角・銀角大王と孫悟空が格闘する一場面である。
2017日本通運

あおもり市民ねぶた実行委員会

紅葉狩
                            北村 麻子 先生
紅葉が美しいとある山中、高貴な風情の女が侍女を連れて紅葉を愛でようと宴を催していました。その酒席に鹿狩りの途中の平維茂の一行が通りかかります。維茂は道を避けようとするが、誘われるまま、宴に加わります。酒を勧められ、つい気を許した維茂は酔いつぶれ眠ってしまいます。
ちょうどその頃、八幡大菩薩の眷属、武内の神が信濃国戸隠山への道を急いでいました。維茂を籠絡した女は戸隠山の鬼神だったのです。
武内の神は維茂の夢に現れてそのことを告げ、八幡大菩薩からの下された神剣を維茂に授けました。
さて、夢から覚めた維茂の前には、鬼女が姿を現わし襲いかかってきます。維茂は勇敢に立ち向かい、激しい戦いの末にみごと神剣で鬼女を退治しました。
2017あおもり市民ねぶた

に組・東芝

空飛ぶ権現様と火消
                   北村 隆 先生

獅子舞の頭をもっと大きくし、頭の後ろに大きな布をつけその中に大人の人が何人か入って、おおきな口をパクパクさせながら練り歩くのが権現様である。
権現様は人々を病気や災難から救ってくれる神様である。
むかし、上北地方横浜の吹越村のお宮に、大きくてりっぱな権現様が祀られていた。
この吹越の権現様は、火事から村を守ってくれるという話であった。
火事があると、この権現様は空を飛んで火事場へ行き、火を消し止めるという。
そして吹越の権現様が火事を消しているところを見たという人が何人もいたという。
横浜に伝わる空飛ぶ権現様の話である。
火事の多かった江戸時代中期に町火消しが制度化され江戸の火消しの中核を担うようになっていった。町火消しの伊達男は羨望の的であった。
それが現代の消防の始まりである。
すべてを焼き尽くしてしまう火事は今も昔も大変な災難であることに変わりはありません。
糸魚川大規模火災にあわれた皆様には心からお見舞い申し上げます。


に組・東芝

青森山田学園

金神長五郎 仁王と相撲をとる
                              北村 隆 名人
長五郎は武蔵国の生まれで、ある時、小鳥を取りに山中に入ると廃墟となった寺があったので覗いてみたところ、何とその中には仁王や金剛神といった、神仏の姿をした妖怪たちが蠢いていた。

そこで長五郎は、やにわに着物を脱ぎ捨てて妖怪の中に飛び込み金剛神の妖怪へと組み付き、これを投げ飛ばしたところ、それに恐れをなしたのか、残る妖怪ともども姿を消してしまった。

これ以降、長五郎は「金神」という渾名をつけられたという。
山田学園

よげ しゃべり
北村 隆 名人 3台製作した ねぶた で 賞をとれなかったのが 山田学園のねぶた。
常に 入賞してた団体だが 近年 賞から 遠ざかっている。
今年こそと 作成にも 力がはいったのではと 思われた。
今年の名人の ねぶた の中では 個人的には 一番。
見栄を切る姿 入れ墨など 素晴らしいと 感じた。
右手の手のひらが鹿内名人の様に 力強くなって 一つ目小僧が いなくなって 仁王の面が 見えたら・・・・。 
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KITAYA 

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